レビュー
自分で言うのもアレですが、ドクター歴約三年のベテランドクターです。アークナイツは他のゲームと比べて長い間飽きずに楽しくプレイさせて頂いておりますし、これからも続けていくつもりです。
まずこのゲームは、頭脳を使い戦略的に自陣を防衛し敵を討つ、タワーディフェンスゲームです。頭を使うゲームがしたい・作業ゲーは苦手だという方には特におすすめです。それ以外の方も、このゲームはストーリーだけでも十分に楽しめるボリュームになっていますから、是非一度プレイしてみてください。ちなみに、ストーリーを一切読まずにタワーディフェンスの部分だけで楽しむことも可能です。
◎ガチャシステム
様々なゲームをプレイしてきましたが、優しくも厳しくもない、妥当な排出率と設計になっていると思います。
アークナイツには期間限定ガチャが低頻度で登場しますが、このガチャが開催される際には10連チケットが配布されたり、1日1回無理でガチャが引けたりと、良心的な対応をされます。お目当てのオペレーターが引けるかは分かりませんが、一人くらいは最高レアリティのオペレーターが手に入るのではないでしょうか。
[ガチャにおける排出率と設計の詳細]
アークナイツのガチャは50連目から☆6(ゲーム内最高レアリティ)のキャラの出現率が段々と上がっていき、100連目で排出率100%になるシステムです。
通常のPUガチャに天井はありません。その代わり、PUキャラは同レアリティ内から50%の確率で出現します。
期間限定ガチャには天井が設けられており、それに加えてPUキャラが同レアリティ内から70%の確率で出現します。これにより期間限定PUキャラは、通常のPUより非常に狙いやすくなっています。しかも、このガチャには過去に期間限定で登場したキャラの何人かが復刻という形で登場します。これに関しては正直どういう方針なのか測りかねますが、別で復刻ガチャが開催される場合もありました。
◎ゲームバランス
当然ながら環境キャラは存在します……が! 他のゲームとは違い、環境キャラと呼ばれるキャラを所持していなくても、ほとんどの場合別のオペレーターで代用することが可能です。これこそ、アークナイツが他のよくあるゲームとの差別化を図れる点だと、私は思います。
最高レアリティのオペレーターがおらずとも、全ステージの完全攻略が可能である。戦略を使うことで、どんなステージでもクリアすることができます。
逆に言えば、例え編成メンバー全員が最高レアリティのオペレーターであったとしても、戦略が粗末なものであれば任務完遂は難しいでしょう。
◎ストーリー
涙脆いドクターにはティッシュをボックスで用意することをおすすめします。ストーリーではロドスの敵である人物の背景も詳細に語られており、思わず敵勢力にも感情移入して、推しになってしまいました。
ゲーム全体の雰囲気から察した方も居られるでしょうが、メインストーリーを含めた大抵のストーリーが重く暗いです。それだけ内容は濃く、題材もしっかりとしたものになっており、先の展開が読めない上に多数の登場人物と勢力が入り乱れるメインストーリーは読み返し必須の超大作(未完、随時更新)です。
特定のイベントでは比較的楽しく明るい内容のストーリーも見られるので、そういった話の方が好きだという方はそちらで楽しまれてはいかがでしょうか。
◎戦闘
ストーリー(スキップ可)に沿って戦闘が間間に入ります。ドクターである我々がオペレーター達を指揮して戦うのです。まさに、戦局を左右するのは自身の頭脳という訳です。
◎キャラクター(オペレーター)
とにかく絵が綺麗で、声優さんもオペレーター一人一人に合った方を選ばれているので聞いていて心地良いです。
アークナイツの世界観では様々な種族が存在しており、ふわふわの耳やしっぽが生えた種族が居れば、鬼族や吸血鬼も存在します。正直めちゃくちゃ可愛いです。
イケおじ、お兄さん、少年、合法口リ、お姉さん、ケモ耳にしっぽ……
オペレーターにケモ耳を着けたのは原作者の性癖だそうです(ガチ)。こんなの癖(ヘキ)を擽る要素が多すぎます。ずるい。理性0になる。
やり込み要素てんこ盛りのアークナイツというタワーディフェンスゲーム。気になった方は是非、この機会に始めてみてはいかがでしょうか?