不当に荒らされていると聞いたのでレビューを書きに参りました。
感情や馴れ合いより論理的に正しかったり効率的な選択ができる人間でありたい。
その日々は生きづらいことも多くありました。
なぜ他より正しくあろうとしているだけでこんなに嫌な思いをさせられなければならないのか?間違った人々はなぜ自らの愚かさに気付かず他者を害するのか。
そもそも正しさとはなんなのか。
そんな日々の中、楽しみにしていたリンバスカンパニーのキャラPVが公開されました。
ある囚人へ目が釘付けになりました。
理不尽に晒され拘束される中、強い意志をたたえた瞳で強く前を見据えていました。
正しさの主張を愚かさの塊共に踏み躙られようとも、貫く様が傲慢と言われても、内的に未だ折れていないであろうその様に救われたのです。
これまで歩いてきた道も、耐えてきた辛さも、きっと間違いではなかったのだと思ったのです。
(本編では何故か立派に目死んでいらっしゃるけど)
プロムンの世界観は人が苦しみ足掻きながらも強く生きようとすることを肯定してくれます。自らの罪や弱さから目を逸らし、正しさを捻じ曲げてでも自分を守ろうとする人間が大半であるこの腐った世界で、自らを律しもがく生き方も決して間違っていないのだと背中を押してくれるのです。
この作品に出会えてよかった。
プロムン、本当にありがとう。
これからも応援しています。ダンテや囚人達の旅路の先が早く読みたい。
これが僅かながら不当な波への対抗へと、清く正しい一評価になることを願っています。