2年と半年続けた感想、ぜひ参考になれば。
2020年9月30日にリリースされたプロジェクトセカイもといプロセカですが、先日2.5周年を迎えました。プロセカは音ゲーでありつつも、キャラクターを推していくゲームでもあります。メインのガチャ要素はキャラクターの衣装であったり髪型関連であるため、音ゲー部分は基本無料(初めてすぐに全曲を解放したい人用に課金コンテンツあり)でプレイすることができます。ソシャゲによくある人権キャラで最強!みたいな雰囲気があまり無いので、いつでも始めやすい雰囲気の強いゲームだと思います。さらにSNS周りも賑やかで、Twitterでは10万いいねが珍しくなく、またYouTube公式チャンネルも1千万再生越えのオリジナル曲が10本あります。
ここで新規の方が気になるのは、いわゆる民度だと思いますが、これはプロセカの流行り方に原因があると思います。プロセカの特徴として広告をあまり打たず、ファンの横の繋がりやSNSのバズりを通して、プレイヤーが増えていったと私は思います。その中心にいたのは熱意のある若者で、結果的にプレイヤー層は若者を中心に増えていくことになりました。それを見たSNSユーザーが興味を持って。。。という珍しいバズり方をしたゲームです。短期的に若者が増えたことによって荒れたのだとしたら、長期的に時間をかけて若者が年齢を重ねて行くと同時に、民度は良くなるはずです。実際、最近は落ち着いてきたように思います。また、先日公開されたプロセカ公式ディスコードサーバーは、参加するのに電話番号が必要になり、運営による24時間の監視体制があるため、コミュニティがとても健全です。フレンド募集やマルチ募集、雑談版などがあり、夜帯は常に1万人以上がオンライン状態になるくらいの盛況振りです。ぜひ参加してみてください。
その他、2点良い所があります。
一つ目は楽曲の追加機会の多さです。プロセカは1ヶ月に最低2曲書き下ろし曲が追加されます。過去に目を向けると1周年アニバーサリーでは、EVEさんによる書き下ろし曲や暴走Pによる高難易度書き下ろし曲が、2周年アニバーサリーではDECO*27さんによる書き下ろし曲とsasakureさんによる高難易度書き下ろし曲が実装されました。3周年も同じように書き下ろし曲があると考えられます。また、公募曲も豊富でプロセカnextという企画では2023年3月時点で13曲がゲーム内実装、プロセカultimateという企画では高難易度楽曲3曲の実装が決まりました。直近の書き下ろしとしては、セカイノオトプロジェクトにてボカロP、10名による書き下ろし曲の発表が決まっています。またタイアップ企画も豊富で、日清カップヌードルタイアップのようにオリジナル曲を作ることもあれば、ZOZOTOWNタイアップのようにコラボ服を作ることもあります。いずれもユニットごとの特徴を活かしたタイアップ企画なのでとても盛り上がります。それらに加えて、定期的にリアイベの開催や、3DMVの実装や衣装が実装されるプロセカはコンテンツの追加頻度が凄まじいです。また、2ヶ月に一度行われるアップデートは大型アプデに近い機能追加がされたりします。なぜここまでのコンテンツ量があるのかといえば、他のゲームが広告に割いているリソースをアプデ周辺に注いでいるからです(プロデューサー記事より)。それはとても良いサイクルを作り出していると私は思います。ユーザーへの還元をこうしたコンテンツ追加を通して強く感じられるため、とても応援し甲斐のあるゲームです。三周年にはキャラクターの進級、また5周年には新ユニットの追加があるとプロデューサーにより明言されています。こうした先を見据えたプロデューサーの施策の打ち方がプロセカの良さだと私は思います。